Marble Machine 3 (マーブルマシン3)
久しぶりのアップです。1月はチカホのイベントがあるので、そちらの雑務が忙しくなかなか作業に手を付けられないような状況でした^^;
でも、なんだかんだで新しいマーブルマシンの完成です。
今作で「Marble Machine 3(マーブルマシン3)」になります!
今回のギミックはビー玉が渦の中をたどって戻る事を繰り返すというモノのです。
裏はこのような感じになっています。色があるフクロウです。
前回のマーブルマシン2で歯車機構がうまくいったので、今回は歯車の数を増やしてみました。
フクロウがマーブルマシンの頭上にズッシリと構えるようなデザインで、羽が歯車の動力で動くようにしました。クランク機構です。
ただ、今回もともとフクロウは羽ばたかせるものとして考えておらず、羽ばたかせるアイデアは後付けなので、若干フクロウ本体と羽に違和感があるような形になってしまいました。
製作途中でイメージが変わっていくのは毎度のことですが、こういうところをもっとしっかりと考え抜かなければいけないと感じます。
向かって右方向にハンドルを回します。すると、羽が羽ばたくように動き、裏は本体が回転してビー玉が溝に入ってコロコロと転がっていくのです。
また、最初は歯車同士の摩擦がきつく、うまく回りませんでしたが、研磨を繰り返すことで修正出来ました。やはり、この研磨の作業がなんだかんだ時間が掛かります^^;
表側では先ほどのハンドルの回転で本体が回って、ビー玉が入り始めます。
並んでいるビー玉は常に坂を下っているような状態なので、回転が1周すると再び空いた穴にビー玉が再装填されるような仕組みになっています。
また、円盤本体の中に軽く溝を入れています。この溝がないとビー玉が遠心力に耐え切れず、次々にビー玉が落下してしまいます。
コロコロと転がしていくと中央には小さなフクロウが見えるようになっています。
フクロウの子どもです(^^)
そして、その後子どものフクロウの横にある穴からビー玉が裏へ抜けていきます。
こんな感じでビー玉が勢いよく飛び出して、表側に戻ってくるような仕様になっています。
コロコロコロコロ・・!と良い音がして聞き心地も良いです。
側面では鳥も羽ばたいています。
コマ送りみたいな感じになっていますが、一応4羽それぞれ単体のつもりで貼りました。
まあ、人によってはコマ送りみたいに捉えるかも。
今回はマーブルマシン3としましたが、一応「Rotary type」というサブタイトルもついています。
今後、どんどんマーブルマシンが増えていくと思うので、それぞれどんな特徴を持ったマーブルマシンなのか分かるようにする為です。
ローターリーとは「回転式の~」などの用語として使われますよね。
まさに今回のマーブルマシンはそのような感じの作品なので、裏にこのように描きました。
でも、裏には「3」と描き忘れたので、慌てて表面に「marblemachine3」と鹿くんが紹介してます。
話は飛びますが、鹿をコンセプトにした作品もいつか作りたいです。
北海道と言えば「蝦夷鹿」を連想される方も多いので、そうした作品作りは多くの人の心を打つようなものを作れる可能性があるように感じます。
他にも色々と北海道繋がりで製作してみたいものはありますが、まずは自分の土台作りが大切なので、まずはマーブルマシンを徹底的に製作したいと思っています。
2月には「北海道グット・トイ委員会10周年記念 おもちゃであそぼう!inチカホ」を札幌駅前通地下歩行空間内の北大通交差点広場[東]で行います。
そのイベントではアトリエマーブルのマンカラも販売しますが、こうしたマーブルマシンも紹介するスペースを設けたいと思っています。
そして、少しでもビー玉の魅力を多くの方々に伝える事が出来れば・・と思うのです。
現在マーブルマシン4の製図が終了し、作業に突入しています。
今までのマーブルマシンシリーズの中で最大規模のモノにしようと思っています。
当日までに間に合わせられるように全力で作品に挑みますよ~。
それでは次作をお楽しみに!