ハウンド・ドッグ(Dog keep running)
最新作はビー玉おもちゃから一旦離れてからくりおもちゃ製作です。
・・・と言ってもこちらはちゃんと見本があって、日本のオートタマの第一人者の故:西田明夫さんの著書「動くおもちゃ」を参考にして製作させて頂きました。
ビー玉おもちゃ作りの中でからくり要素を使う場面が増えてきたので、勉強のつもりでからくりおもちゃを製作しています。
参考にしているタイトルが「ハウンド・ドッグ」なので、タイトルもそのままです。
見た目通りハンドルを回すと、犬が軽快に走り出す様子が見ることが出来ます。
ただ、オートマタを作ることは初めてで、おそらく実際の正確な動きとは異なるような独特な動きをしてしまいますが、、、。苦笑
正面です。
今回、初めてのオートタマ製作でどうなるかと思いましたが、正確な図面があるというのは実に効率が良いことに気付かされました。
自分が製作する時は大まかな図面はあっても、大抵は行き当たりばったりです。
なので、ひとつひとつのパーツの長さ・カタチ・そして、様々な角度からの描写の撮影は製作する上でとても参考になり、わかりやすく親切な解説書であることに感動しました。
このあたり、きちん見習わなければ行けませんね。
上からです。
足の関節部分はワッシャーを入れています。実際に本で読んでみるとワッシャーを購入してください!などとは書いてませんし、ワッシャーの作り方が載っているのですが、おそらく遊んでいるうちに摩耗が激しくなるので、本の写真にはワッシャーが入ってました。
なので、僕も真似してワッシャーin!初ワッシャーなので、テンションが上がります。
また、材料はMDFを使用しています。*だから、本体が微妙にぼそぼそしてます。
なぜか?それはうちで余っている材料がMDFだったからです。笑
今回は余った材料で製作する!をテーマにしていますので、すべて余った材料です。
余った材料でこんな素敵なモノを製作出来るのですから、オートタマは最高です。
タイトルはハウンド・ドッグでしたが、一応自分で製作したものなので、
「Dog keep running」というタイトルを付けてみました。
走り続ける犬、、、そのままですね。
また、何気に感動しているのはこのギミック。
動画では何度も見たことがあったのですが、実際に製作してその動きを見るとその面白さが何倍にも膨れ上がります。
今は動画が当たり前に見ることが出来る世の中ですが、昔の方は本だけでこの動きを見た時はどれだけ感動したのでしょうね。
最後は裏側のハウンド・ドッグ!
我ながらカッコいいハウンド・ドッグが出来ました。そして、MDFでもこんなモノが出来るんだという再勉強にもなりました(;^_^A
色々な細かいパーツはある程度負担が掛かるので、MDFじゃありませんが、それ以外の本体はすべてMDFで製作しています。
MDFの良いところはとにかく加工が楽ということと材料が安価であるということですが、もっと高級感や品を出すようなモノを製作するのであれば、別の材料が適切でしょうね。
さてさて、オートマタ「ハウンド・ドッグ」いかがでしたか?
今後もオートマタシリーズが続きますので、お楽しみに!