MarbleMachin10(マーブルマシン10)
MarbleMachin10です。
この作品はビー玉を押しあげて移動させるギミック(画像手前)を作りたくて製作しました。
作品作りの手法は毎回異なっていて、今回の場合だとギミックが作りたくて製作したので、周りの家は完全な後付けです。逆にコンセプトを決めてから進めたり、両方が最初から決まっている場合など作る度に色々な方向から作品作りに入るので、自分でも最後まで何が出来るかわからない、、といったこともよくあって、、、苦笑
今回も最後までどんな風に仕上がっていくのかわからず、家を立てたり、プロペラを設置してみたりと、楽しみながら製作しました。
手前のギミック部分です。
ハンドルを回すと、ギミックがビー玉をすくって板を滑らせるように少し上の高さへビー玉を押し上げます。
最初は複数のビー玉をすくって回せるようにしたかったのですが、ジャムが起こりやすくなってしまうので、ひとつのビー玉をみて楽しめるMarbleMachineにしてみました。
ビー玉が出てくると、風車の横を下っていきます。
風車の設置も今回のMarbleMachine製作の初期段階は全く考えていなかったのですが、後付けで何を今回のMarbleMachineと合わせれば面白いか、、と考えて、プロペラを設置してみることにしました。
プロペラってなんだかすごく難しいものを作るようなイメージでいたのですが、製作してみれば羽を作ればいいだけで、後は歯車から動力がくるだけのシンプルな作り。
そして、回すとなんとも気持ち良く回ってくれるんですよね。
たいした手間を掛けていないのにすごく見えるというのは凄い事です。
こういう事が自分の思い込みで触らずにいるような場面って結構あるので、何でもチャレンジするのは大切だなと思いました(;^_^A
プロペラ下を通ると、最初の地点に戻ってきます。
このマーブルマシンもそれほど大きいものではありませんが、動きを見る上ではこのくらいのサイズ感がちょうど良いといえます。後はもっと回しやすく出来たり、小さな子どもが回しても大丈夫な強度を出せるかが問題ですが、ここ最近のMarbleMachineは自分の勉強も兼ねて製作していることもあるので、今は気にせず、ギミックの種類を自分の中に落とし込んだり、感性を磨いたり出来たら、、、と思って製作してます。
限られた時間の中でいかに色々な作品を生み出して、自分の中に落とし込むか、、という意識で作品製作をしていることもあって、色々と雑な面も見られます。。苦笑
例えば、塗り残しとか窓の形や屋根の形が揃ってないとか。
これがきっちりした性格の持ち主だったら、違うのかもしれませんが、私はこれも味かなあ~と受け入れがちです。この“受け入れる”という気持ちは保育士をしていたから、起こる現象なのかもしれません。
作品も子ども達と同様に色々な個性を持った姿になっていくので、多少の雑な部分は作品全体に影響が出るようなことにでもならなければ、気にせず作業進めてしまいます。
この子(作品)はこんな性格だからこんなことをさせてみよう、、みたいな感じです。
ただ、今は木工の学校に通っているので、こういう部分が仇となってとても苦労しています。苦笑
製品としてモノ作りをしていこうと思った時に、そうした妥協は許されなくなるわけです(^^;
自分の雑な一面メリット・デメリット色々とありますが、両方を見つめながら良いカタチで成長できるように努力していきたいと思います!
それでは!