marble machine 22 (マーブルマシン22)
marblemachine22が完成しました!
今回は前回のmarblemachine21の影響で、沢山のお皿の中を回るmarblemachineを作りたいと思い、製作しました!本当はもっと脚が長いデザインにしようと思っていて、この脚は反対に取り付ける予定でした。でも、土台の材料が大きく立派なキハダしかなくて、その土台を活かした脚が良いと思い、予定変更でこんな感じに(;^_^A
作品作りをしていくとこんなことばかりです(^^;
でも、製作を終えた今、この堂々とした感じのデザインになって良かったと感じます。
斜めからのアングルはこんな感じ。
上部から4枚の皿を順にビー玉が転がり落ちていくこのマーブルマシンは、皿の配置も立体感のある感じになりました。前回の21のように正面からだけではなく、全体を回して見ても面白いような仕様になっています。
木工旋盤を扱い始めて3か月。だいぶ扱えるようになってきましたが、まだまだ甘いところがあります。
その一つが木の“乾燥”です。
一般的にホームセンターで販売されている材料は乾燥済みですが、今回使用した生木は未乾燥です。普通、木工旋盤をで生木を使用する場合、ある程度加工できる状況まで生木を挽いて、乾燥し、再度挽くなど手間を掛けていくものです。
ですが、今回は乾燥の処理をせずそのまま作品に取り入れました。
理由は乾燥していく過程の割れを見たかったことと、乾燥させている時間も待てない!という理由です。
普通はそんな割れは不良品扱いになりますが、マーブルマシンという作品なので、僕はこれもひとつありかなと思っています。
今後の経過はどうなっていくのか、これを見ていく事も勉強ですね。
正面から寄ってみてみると、一番奥まで見えるようになっています。
こういう角度がちょっとワクワクするんですよね。
また、今回は北海道の針葉樹林の中にあるmarblemachineとしてイメージしましたので、針葉樹に囲まれたイメージで作ってます。塗装も前回の厚塗り塗装ではない塗料を使って、全体の雰囲気が損なわないように配慮しています。
後ろはこんな感じです。marblemachineをぐるっと囲うような仕様なので、レールも曲がっています。
元々、曲線が好きなのでビー玉が曲線を曲がっていく姿はなんとも言えない気持ちになります。
高揚感、、が近いのかな(;^_^A
こんな感じでどんどんとビー玉が皿の中を転がり落ちていきます。
ちなみに、ビー玉が内蔵されている柱部分の途中に割れが起こってしまったのは失敗です。
溝が中心からずれた状態で木工旋盤を使ってしまい、気付かず“バリッ!”とやってしまいました。
技術的にホントまだまだです。
気を取り直して、全体を見ていくとビー玉が転がり落ちていく様子は実に良いです!
今まで製作してきたMarbleMachineとはまた違った安定感があります。
じっくりとビー玉の動きを見れることが遊び手側の安心感に繋がる、、。
また一つ学びになりました。
最後はハンドルです。
今回はワンポイントにビー玉をはめ込んでみました。
全体の雰囲気を壊したくないので、調和のとれそうな薄めの水色を使用しています。
また、今回の持ち手はつぼ型で可愛くしてみました。
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総評としてはデザインがありきたりなモノではない個性的なモノになって良かったです。やはり脚の印象はかなり大きい気がします。ただ、気になるのは脚の割れですね。
一番奥の脚の割れがヒドイですが、他の3つの脚はまだなんともありません。
今後同じように割裂が入る可能性もあります。今後、経過観察していかないといけないので楽しみと不安と色々ですね。太目のほぞを入れているので強度は問題ないと思うんですけど、、どうかな~。
ではでは、、、次作に続きます(^^)