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marblemachine the goat(やぎ)


動物×ビー玉シリーズ!

今回はやぎがメインのオートマタです。

いつもよりも色々な機構が付いているオートマタです。

意識的に機構を増やしたというよりは、

”こういう動きにしたいから、こうなった”という方がしっくりきます。

機構もさることながら、見た目の世界のディティールも細かく意識出来た作品です。

このやぎはビー玉世界のビー玉職人で朝から晩までオリジナルのビー玉を幾つも作っています。

彼はガラスの板を叩きながら、この世界の独自の技法で作っていて、

今もせっせと手を動かし続けています。

ふと後ろを振り返るとネズミが頭を覗かせていることに気が付きます。

でも、納期が近いので手を休める訳にはいきません。

手を動かし続けます。

気にしないようにしながら、、、、、、、、、、、。

トントン、カンカン。

音を立てながら、手を動かします。

仕上がったビー玉を見ながら、どうやったら同じようなモノを作れるのか。

トントンと音を立てながら作り続けます。

でも、やっぱり気になります。笑

仕事をしなくてはいけない状況で、ネズミに気が散るというユーモアある作品です。

ちなみにギミックはこのような感じになっています。

ギアを今回作りました。ギアは精度を出していかなければいけないことや時間が掛かることなどの理由から敬遠しがちでしたが、今回は久しぶりに作ることにしました。たまに作るとなかなか良いモノで、カラカラと音を木がかみ合いながら立てる音がなんともいえません。

製作スピードを優先するなら、今なら間違いなくプーリーを使います。

ただ、プーリーの場合ゴムを使用するので、劣化がいつか起こります。

そのリスクはきちんと考えておかなければいけません。

どちらにしても一長一短な訳です。

今回のハンドルは綺麗に仕上がりました。

その時によって、ハンドルがとてもうまく出来たり、出来なかったりです。

毎回、前回とは少し違うハンドルを作ろうとしているから、

そりゃうまくいくときもあれば、いかないときもありますよね(;^_^A

でも、これがある程度形を決めてしまうと途端に面白くない作業になります。

そして、それは少なからず作品をみた受けて側に伝わってしまう。

そんな気がするんです。なので、毎回新たな気持ちで作るようにしています。

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7月ももう終わりますね。早いなあ。

最近は製品作りの原案を製作しています。なので、動物×ビー玉はしばらくお預け状態な訳です。

製品作りの原案もそれなりに面白いです。

製品として考えるので、ニーズ・価格・品質・生産効率・・などなど、突き詰めて考えていく事が楽しい。

今はとにかくこのペースで色々と発想しておきたい。そんな毎日です(^^)

では、次回もお楽しみに(^^)

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