
~不登校という言葉の違和感と時代を見つめて~
非登校の日
子どもが学校に行かない状況を「不登校」という。
この言葉は社会全体に深く浸透し、長年の共通認識となっている。
だが、本当にこの言葉は今の多様な選択が出来る時代に即した言葉なのだろうか?
不登校という言葉ではなく「非登校」という言葉で社会にもたらすポジティブな可能性を示しながら
現状の不登校児を中心とした家族の日を提案し、共に今の世の中を考えたい。

「非登校」と「不登校」の言葉の違いは?
「非登校」は、学校に通わない状態を示す「不登校」と本質的に同じです。この言葉は「不登校」が持つネガティブな印象を払拭し、新たな価値を見出す願いの言葉。子ども一人ひとりの状況や個性を尊重し、学校以外の場所での多様な学び方や成長の形を積極的に応援する、、、そんな現代にふさわしい前向きな教育観を「非登校」に込めています。
「非登校の日」どんな風に過ごす日なの?
非登校の日は毎月1回現状の不登校児を中心とした家庭がアトリエ内で楽しく遊び過ごせる日となっています。通常営業日とは違いこうした家庭のみが過ごすことを前提とした日なので、現状に悩んでいる親子同士のコミュニケーションや作家からの柔軟なアプローチもスムーズです。

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「北海農研」さんとパートナーシップを結びます
「非登校の日」の取り組みを一層充実させるため、不登校を経験されたお子さんを持つ親御さんの視点から支援を行う「北海農研」さんと正式に事業パートナーシップを締結いたしました。※不登校支援としては「KANA CANA」で活動中。非登校の日では、KANA CANAを中心にほっと一息つける「お茶会」を開催!日常のちょっとしたお悩みや気持ちを分かち合える時間としてもお過ごしいただけます。
対象者は「小学生~高校生」までの子ども達!
北海農研さんのご協力のもと、お子さん一人でも安心してアトリエに通える環境が実現しました。この「非登校の日」は、アトリエという温かく安心できる空間で、人との穏やかな関わりや、心の安らぎに触れる機会です。ビー玉や木のおもちゃを手に取る時間を通じて、自分らしいペースで遊ぶ心地よさを感じたり、アトリエの温かい雰囲気の中で心穏やかに過ごすことに意味があります。ほっと一息つける「心の充電」の時間として、また、緩やかな人との交流の中で小さな安心感を見つけるきっかけとして、ぜひご活用ください。無理なく、そして安心して、未来につながる穏やかな体験と癒しを見つけてみませんか?
注1:本活動は、フリースクール等の長時間の預かりサービスではありません。あくまでアトリエでの遊び体験と人との交流を目的とした時間となります。
注2:中学生・高校生の場合は一人でのご来店が可能です。但し、安心・安全にご利用いただくため、事前に保護者の方との面談と契約書の取り交わしをお願いしております。ご希望の方はまずはお電話やメールでご連絡ください。

「非登校の日」2025年〜2026年
年間スケジュール


2025年 11/17、12/22
2026年 1/26 、2/17、3/23、4/20、5/25、6/29、7/13、8/31、9/28、10/26、11/30、12/21
アトリエの場の提供は今の社会に対する新たなアプローチ。「非登校」というキーワードが繋ぐ4つの可能性

①アトリエの遊び空間でアナログな遊びを楽しむ
学校に行かずに家で過ごす子ども達はYouTubeやゲームを1日中して過ごすような子どもも多くいる。(不登校児に限らないが、、)そうした日常の中でアトリエで過ごす事が日常の新たな気付きと変化をもたらし、リラックスした雰囲気で息抜きとなる。
②不登校児の親同士が出逢い、
新たなコミュニケーションの場になる。
不登校となった親が一人で悩みを抱えるケースは多く、悩みを抱えた親が孤独になり居場所がないことも。そうした親子へのアプローチをしながら「非登校の日」という枠組みの中で遊びに来ることで親子同士が繋がっていく。そこは同じ悩みを抱えた親子の安心の場となる。


③学校や家庭以外の第3の居場所となり
自身をゆっくりと見つめる時間へ。
アトリエという空間で過ごす中で新たな社会との繋がりを意識することができ、自分自身を見つめることが出来る。又、既存の学校や教育機関のカリキュラムに捉われないモノ作りが可能で、デジタル以外のアナログな面白さに気付くキッカケにもなる。
④おもちゃ作家という既存の仕事とは
違う生き方との出逢い
学校や家庭とは異なる価値観を持つ大人との交 流は、子どもたちの視野を広げ、多様な考え方を受け入れる心を育む。又、既存の働き方とは違う生き方を体感することでリアルな将来像を描き、自身の未来を考える機会となる。

「非登校の日」をなぜ始めたのか?
アトリエや北海農研さん、社会について触れていきます。
その他、「非登校の日」に関する記事はこちらから。
その他、現状にお悩みの方は下記の団体もお勧めです。
どんな親子の暮らしも、そのまま。「みんなちがう!があたりまえの社会になる!」
学校以外で学ぶ子・おうちで過ごす子いろんな子がいます。
子ども達が、いつでもどこでも「知りたい!やってみたい !」を選択できるように、
おうち以外で気軽に立ち寄れる場所づくり、それが 「街のとまり木」であり「おやこのとまり木」です。作業療法士視点と親子さんのやりたいことを一緒につくり、第三の居場所を提供しています。同じ想いの親子との共有体験から、親子の歩みを応援します 。今、全国に仲間が広がりはじめています。

不登校を語る親カフェ ポレポレ”は、不登校の子どもをもつ親たちで立ち上げた、親の会です。親子が孤立せず、語り合うことで“ホッとひと息”が生まれる場づくりをめざしています。不登校または学校に行きしぶるお子さんのいる保護者さんが対象です。
札幌で月1回、お話会開催中。
(金 曜、土曜に開催しています。)

