marblemachine21(マーブルマシン21)
marblemachine21が完成しました!
、、、とは言っても完成していたのは、3月上旬の話なのですが、他の作品を連続的に製作していたので、ブログを書くのが遅くなってしまいました(;^_^A
まあ、ブログは作品が気になった方やイベントの告知の詳細が気になった方の窓口なので、特別に急がなくても良いのですが、作品はブログというカタチで残しておきたいので、気持ち焦ります。
でも、完成後に色々な角度から写真を撮ってまた違う角度から作品を考察出来るので、
そうした意味で充実感はあります。
さてさて、、そんな個人的な話は置いといて、今回の作品についてですね!
今回は“シンプルで綺麗なモノを作りたかった!”という想いを形にした作品です。
木工旋盤を扱うようになってから今ままで作りたかったけど、出来なかった表現が出来るようになったので、今回はお皿の中をぐるぐるとビー玉が転がり落ちていくmarblemachineを製作しました。
横から見るとこんな感じです。
隙間が目立ってカッコ悪くなってしまっています。苦笑
作っている時にはたいして気にしなくても、後からやたら気になってしまうので、最初からきちんとやるべきだったと反省しています。でも、そういう所を意識できるようになってきたのも、旭川に来て木工を学んでからなので、そういう意味では良い傾向です。
言い訳をすると、、昇降盤やスライド丸ノコがあれば良いのですが、糸鋸やバンドソーでやっているので、、、精度が出ないのです。苦笑
今年中には新たな機械導入をしたいと思います。
斜めから見るとこんな感じです!
ちょこんとした木や小さな石(木だけど)が可愛らしいです。
でも、この木や皿もまだまだ練習中なので、着色にムラがあったり、皿も欠けてしまったりと色々と改善していかなければいけない事も多いです。
お気に入りなのはハンドル部分!
手彫り感のある味わい深いハンドルを精度よく作れるようになってきました。
ハンドルを作るのも昔はすごい手を抜いていたけれど、毎回違う形のハンドルを作るのが楽しくて、
最近の楽しみの一つです。
今回のハンドルは作品全体とのバランスが良いサイズ感で気に入ってます。
煙突のような柱の中にはびっしりとビー玉が入っていて、
ハンドルを回すと上部の穴からビー玉が一つずつ出てきます。
こういう筒状の物を作るのも、昔は出来なかったけど、今は出来るようになってとても嬉しいです。
人によっては手間の掛かる加工なのでめんどくさいかも知れないけど、塩ビのアクリル菅を使わずにこういうカタチであえて見せない方が作品として品が生まれる気がします。
上部のお皿部分です。穴の中に落ちて、2枚目の皿に繋がります。
薄い筋みたいのは、本当は出してはいけない部分です。
普通にお皿を売る人ならアウトでしょう(;^_^A
でも、練習兼作品として昇華しているので、僕は使ってしまいます。
勿体ないですし、後から見てその時の記憶も思い出せる。*後付けです。
回してみると“コロコロ~”と優しい音がします。
プラスチックのビー玉転がしもありますが、
木の良い所はこうした響きもあるなあ~と製作して思いました。
目でビー玉の動きを楽しんで、耳で木の音色を楽しむ。
ビー玉と木の相性はやっぱり抜群です。
全体的にはシンプルでまとまりのある今までにない作品になりました!
今回は白ベースで綺麗でシンプルな印象の作品にしましたが、
他の色にしていたらまた違った見え方だったかも知れません。
次回同じようなもの作るとしたら、やっぱり精度良く作りたいですね(;^_^A
そうすれば、より一般的に公開できるものとして遊んでもらえるかなあ・・。
marblemachineシリーズはまだまだ続きます。