MarbleMachine14(マーブルマシン14)
気が付けば10月も中旬に突入、、日々学業の合間に黙々と作業していますが、どうもまだまだ効率が悪く、作品を更新していく速度が遅いです。もっとストイックに追い込まなければいけない、でも色々と充実させたいところがある、、と日々葛藤しながら製作しております。
さてさて、そんな中で製作したマーブルマシン14を紹介します(;^_^A
実はこちらの作品は9月の下旬には完成していたもので、今は15番目のマーブルマシンも出来て、№16に突入しております。なので、だいぶ前に製作したように感じられますが、一応最近製作したモノです。
今回は動力に初めてモーターを取り入れた作品です。
最近のマーブルマシンはコンセプト重視というより機構やギミックを重視しているので、今回の一番の力の入れどころはモーターで、他は自然物と金具のガラクタを配置したような感じになっています。
本当は色々と動物などをごちゃごちゃと入れたいのですが、、気持ちを抑えてシンプルにしています。
上からのぞくとモーターが見えます。
今回は初のモーターということでタミヤの4段階変速ギアで低速にしました。
それでも思ったよりも早い速度ビー玉をどんどん送り出していく仕様になったので、
元々のイメージと違うといえば違うのですが、、そこはあまり気にしないことにしています。
とにかくモーターを使った作品を完成させた、今回はそこが重要なんです。
今回のギミックはモーターの円運動によって定期的にビー玉が材に乗って上部に送り出されるギミックになっています。又、毎回マーブルマシンに№を書いているのですが、今回はこのギミックの材に焼きペンで書きました。
こちらから見るとモーターboxとコースの一部が見えます。
本当は箱ももっとカッコいい仕口にしたいのですが、製作時間の都合と今作は目的意識が機構にあるので、こんな感じで済ませました。このあたりのクオリティも徐々に上げていければ、より良いモノに見えてくるとだろうと思います。
持ちあがったビー玉が転がっていく様子です。
一見簡単そうに上がったように見えますが、何度も何度もエラー&トライを繰り返して完成しています。
この工程が一番長いかも知れませんね。
マーブルマシンを始めオートマタ関連のおもちゃはこのエラー&トライを何度も繰り返した末に出来上がるものだと考えると、精密なモノ作りをする作家さんには本当に頭が上がりませんm(__)m
並んでいるビー玉達です。
針金とビー玉のコントラストが良い感じです。
ちなみにモーターの出力を考慮して、ビー玉は12・5㎜を使用しています。
以上、マーブルマシン14でした!
今作は思っていたよりもシンプルに仕上げましたが、もっとこだわりたくなる作品でもありました。
最近は木彫をマーブルマシンの中に取り入れて、色々と動物や人の動きも合わせたマーブルマシンにしたいと考えています。とはいえ、ずっと考えているだけではただの”ビックマウス”ですので、やるべきことは作品に昇華して、公開していきたいと思います。
自分の夢はアトリエにビー玉を中心としておもちゃが沢山ある居心地の良い空間を作ることです。
その中でマーブルマシンは人々の心を掴む中心になるモノだと確信しています。
この自分の中にある確信がある事は自分の中の強みだと思うので、この想いをもっと多くの人に共感してもらえるような形として多くの作品を製作していきたいです。
では、次回は№15です!お楽しみに!!